7つの習慣をゲームで例える 第一の習慣・主体的である

仕事

前書き

4月になり新社会人として仕事を始めたという方も多いと思います。
社会人でなくとも、新しい環境で新しいことを始めた学生さんやバイトの方も多いかと。

また、ベテランさんも心機一転「スキルアップでもするかぁ!」と何か新しいこと始めるのによいキッカケの時期でもありますね。

これから新人さんなどの自己啓発本としてよく話題に上がる「7つの習慣」について、
ゲームで例えるとどういうことなのかという切り口で書いていきたいと思います。

今回はそのなかでも
「第一の習慣・主体的である」
について触れたいと思います。

第一の習慣・主体的である(Habit 1 Be Proactive)

率先して自分で行動していこう、ということ。

例えば指示出されていたり、教育を受けている場面について。
指示出されているだけなので、自主的には何もできないよね、ということはなく、
・ただ聴いている
・メモを取り相槌を打ちながら聴いている
という2つのパターンがあるのです。

ここで「言われたことを理解できていればいいのでは?」
というのは観点が異なっており、
私が言いたいのは「相手をコントロールできる」ということですね。
指示出されている場面でも自分が相手をコントロールできるのです。

基本的にメモを取りながら聴くほうが好印象を与えます、ちゃんと聞いてくれているな、と。
また、きちんと姿勢をして聞いてくれているよりも
身を乗り出して聞いてくれているほうが好印象を与えるようです。
好印象を与えると先輩は進んでアドバイスくれるし失敗してもフォローしてくれます。

これはゲームに例えると「パラメーター」です。
上げておいて損はないですよね。
何気ない会話の選択肢や行動で様々なパラメーターが変わってきます。
すぐには作用しなくても後々伏線が作用してエンディングが変わることもあります。
そのときその場面だけで終わるものでは無い、ということですね。


さて、場面は変わり仕事を任されました。
「〇〇の一覧表を作ってくれぃ」
「△△のやり方覚えておいて」
と言われることも多々あります。

最低限言われた通りやれば問題無いです、怒られないしお金も貰えます。
ただここは主体的にいきましょう。
7つの習慣でワンランク上へ。

・「〇〇の一覧表を作ってくれぃ」
一覧表を作るにしても言われているものよりもっと分かりやすく作れないか、
時間かけずに作れないか、と考えながら作業してみましょう。
一覧表を使う方からは褒められます、「使いやすいものを作ってくれたねぇ」と。
ちゃんと見てる人は見てますよ。
また、余った時間は学習時間や新たな作業時間に割り当てることができます。

・「△△のやり方覚えておいて」
やり方覚えるにしても自分なりにメモを取りながら作業しましょう。
そうすることでやり方を整理できるし、
分からない部分はメモ見せながら教育者に聞けます。効率化になります。
また、ゆくゆくは後輩指導のときに参考資料として使うこともできるでしょう。

指示されたことは「〇〇やってくれ」といったちょっとしたことだけでした。
しかし、自分なりにできることは何か考えると結構あるぞ、ということです。
自分の成長や成果に繋がるようなことを実施していくと、
モチベーションや効率化に繋げることができるのです。

これはゲームで例えると「いろいろ行動する」ということですね。
そのままですね(笑)
具体的にはいろんな村民に話しかけたり、宝箱開けたり、レベル上げをするということです。
5日後にボスと戦うといった場合、必要最低限の準備だけして寝ているよりは、
5日間できる限りのことを実施しておいたほうがよいですよね。

また、「楽しみを加えてプレイする」ということも言えます。
〇〇縛りをしてクリアするとか、好きなキャラをとことん鍛えてクリアするとか。
ゲーム中の作業に限らず実況で友達作ったり、コミュニティ作って仲間を作っていろいろ話したりするなど。
ただ黙々とクリアするのではなく、何かエッセンスを加えると楽しさも大きくなります。


とにかく早く仕事終わらせるのがいいのでは?という解釈もあると思います。
RTA(リアルタイムアタック)ですね。
この場合は無駄は省いて最短の作業で済ませます。
ただ会社の作業はチーム戦であり、全体予定として大体決まっていますので
いくら自分ひとりが作業終わったとしても、自分に新たな仕事を割り振るのは教育者や先輩です。
割り振るにしてもどういう作業ができるか検討が必要で時間もかかります。
あまりに作業が早く終わると場合によってはしばらく何もできない状態になるかもしれません。
そういう場合は、終わらせた作業に何か手を加えられないか、資料を作れないかと考えたり、
今後必要なスキル磨きに使うとよいと思います。

ここで注意点
RTAは初心者がやろうとしてもミスしやすいので、慣れないうちはあまり実施しないほうがよいでしょう。
何回もミスしながら挑戦するより、しっかり準備して進めたほうが早くクリアできることが多いです。
普通は上司も早さは求めていません。新人に過度な期待してませんよ。
いきなりRTAやらせるのは上司が酷ですね。


最後に大切なことを書きますと、無理はしない、ということです。
みなさんそれぞれ得手不得手があります。
効率化を考えるとか、よいものを作るとかは難しいですよね。
比較的簡単なメモを取ることや、積極的な姿勢を見せることから始めるのがよいかもしれません。
時間に余裕があるなら、自分が主体的にできることを考えてみるとよいでしょう。

格闘ゲームで例えるなら、まずはいろんなボタンを押してみることです。
使いたいキャラは何ができるのか?何ができないのか?

分からない部分は説明書見たり、ネットやコミュニティで聞いてみたりします。
仕事で分からない部分は資料を見たり聞きやすい先輩・同僚に聞いてみたり。
会社外でも家族や友達に聞いてもよいでしょう。頼られるとうれしいものですよ。

それから
コンボを覚える=よいものを作る
同じ1回の攻撃でのダメージが違ってきます=大きい成果が出る

コンボを覚えることは自分の成長にも繋がります。
慣れると当たり前のようにできて、さらにいろんなことができるのです。
他の方にやり方を教えることだってできるようになります。

大ダメージを与えるために覚えたコンボが自分のゲーム力の向上に繋がっています。
会社に貢献するためにしていた成果も、自分の成長に繋げられるということですね。

また、ミスしたら修正していけばよいです。コンボもやれる範囲で練習しましょう。
修正は自分でしかできないです。これは重要なことで誰かのせいにしないこと。
やらないとできないのは自分自身に原因がある、ということは認識しましょう。

ただ、もしかしたらどうしてもできないコンボもあるかもしれません。
できないこと=自分は何もできない、ということではないのです。
できないならできる範囲で立ち回ればよいです。
私もメナトやアビゲイルのような難しいコンボはできません。(ストリートファイター5)
しかしダルシムを使って相手の動きを読んだ立ち回りはできます。
他の人にはできなくて、自分が得意なこともあるかもしれません。
できないならできないと伝え、自分ができることをしていくとよいでしょう。
最初に決めたキャラを変えてはいけない、ということは無いのですから。
また、頑張っても無理だったキャラを使ってと言った責任は指示した方にもあるのです。
(見極められなかった)

あとがき

いかがだったでしょうか。
今回は7つの習慣の
「第一の習慣・主体的である」
についてゲームに例えて触れてきました。

7つの習慣についてマンガで分かるシリーズは分かりやすいと思います。
ストーリー仕立てのマンガで説明しているので、どういうものかとりあえず知りたい方にはおススメです。

次回は
「第二の習慣・終わりを思い描くことから始める」
について触れていきたいと思います。

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